ユースケース
AD環境のクラウド移行と閉域網でセキュアな認証基盤を構築
企業内のリソースを一元管理するActive Directory(AD)に関して、拠点間認証やリモートワーク対応における「オンプレADからの移行先」としてクラウド+閉域網構成が注目されています。
今回ご紹介する企業様では、拠点事務所に設置していたADサーバの老朽化をきっかけに、認証基盤の刷新を検討しました。
この事務所は災害や停電の発生頻度が高い地域に位置しており、トラブル発生時には業務が停止するリスクがありました。
また、現地での保守対応が必要となるため、IT部門の負担も大きな課題となっていました。
さらに、全国に拠点を持ち、リモートワークも定着する中で、「どこからでも安全に認証が行える環境」が求められていました。
従来のオンプレAD構成では柔軟性に限界があり、BCPや情報セキュリティの観点からも見直しが必要とされていました。
そこで、クラウド上にAD環境を構築し、FLESPEEQ Interconnectionを活用して、閉域網とクラウドサーバをダイレクトに接続。拠点・社内・リモート環境とセキュアに連携する構成を採用しました。
ご相談者
- 企業 中堅製造業
-
- ・ 従業員数約500名
- ・ 全国に生産・物流拠点を持つ部品メーカー
- ・ 社内外とのファイル共有や業務システム連携にAD認証を活用
- ・ BCP・情報セキュリティを重視したIT投資を推進中
課題解決のポイント
Point01
AD環境のクラウド移行と閉域網で、どこからでも安全に認証可能な構成へ
Point02

BCP・災害対策と運用負荷の軽減を両立した柔軟なIT基盤へ刷新
Point01 AD環境のクラウド移行と閉域網で、どこからでも安全に認証可能な構成へ
クラウド上にADを構築し、FLESPEEQ Interconnectionを活用して、閉域網とクラウドサーバを直接接続。
インターネットを経由しないため、不正アクセスや情報漏洩リスクを低減しつつ、柔軟な認証環境を整備できました。
また、既存のシステムや運用フローを大きく変えることなく、スムーズな移行を実現することもできました。

Point02 BCP・災害対策と運用負荷の軽減を両立した柔軟なIT基盤へ刷新
物理サーバを拠点に置かず、クラウドで一元管理することで、停電や災害による業務停止リスクを大幅に軽減。
現地対応が不要となり、IT部門の運用負荷や心理的ストレスも軽減されました。

導入後
FLESPEEQ Interconnectionを通じて、クラウド上のAD環境と社内ネットワークを閉域で接続することで、
どの拠点・どの端末からでもセキュアかつ安定的に認証が可能な環境を実現。
今後は、ファイル共有・勤怠管理・SaaSなど他システムとの連携も視野に入れ、
ゼロトラスト対応強化に向けた基盤として活用が広がる見込みです。
【導入サービス】
FLESPEEQ Interconnection
(閉域網とクラウドサーバのダイレクト接続サービス)
FLESPEEQなら
お悩みをワンストップでトータルサポート
FLESPEEQは多岐にわたるネットワークサービスを提供しているため、
お客さまのお悩みや環境改善に最適なプランをご提案いたします。
安心・セキュアでありながら低コストで、充実のアフターフォローもついているため、
全てお任せいただけるようにトータルプランをご提供しています。
-
ヒアリング
ご相談現在のネットワーク環境の詳細や、抱えられているお悩み・ご要望についてお聞きします。
お客様の業務内容等にも合わせて、方向性や今後あるべき姿を検討します。 -
導入支援
計画立案ご相談内容から最適なサービスを選定の上、導入計画を作成します。
必要に応じて現状環境の調査も実施いたします。 -
サービス
ご提供サービスをご提供します。日本全国の現地工事もお任せください。
-
稼働状況
確認ご提供サービスが適切に稼働しているか確認いたします。
サービスによっては、監視オプションもご提供しております。 -
充実の
アフターフォロー導入後の設定変更やレポートなども対応可能ですのでお気軽にご相談ください。
-
最適化への
ご提案今後のあるべき姿に向かって、更なる改善案をご提案いたします。